ミノルタアルファ700デジタルを持っている僕の悲しいお話

Panasonic デジタル一眼レフカメラ LUMIX GH1
が欲しい。
なんと言っても、ファインダーが付いているのが良い。

しかし、デザインはOLYMPUS PEN マイクロ一眼 E-P1 ホワイト
の方が好きだ。
次のモデルではファインダーが付かないだろうか?

最近は技術の進歩が早く、技術の陳腐化やコストダウンが激しい。
所謂「買い時」を判断するのが非常に難しい時代である。
「待つ」という行為が、機会損出であるという側面を持っているから、悩みはさらに深くなる。

僕は基本的に「待つ」方である。
これは過去の痛い経験がトラウマとなっているからだ。
20年以上前の、オートフォーカス1眼レフカメラが出た時である。
当時、キャノンがオートフォーカス1眼レフを出していた。
キャノンは「動かす所の近くにモーターを置くべき」というポリーシーをもっており、本体ではなく交換レンズの中にモーターを入れていた。その為、交換レンズ全てにモーターが必要で、非常に高くついていた。
また、モーターの小型化が進まず、レンズがやたらでかかった。
そこにミノルタが、本体にモーターを入れた「アルファ7000」を投入してきた。
一眼レフを欲しかった僕は、飛びついた。
写真を始めたばかりで面白くて仕方のない僕は、次々と交換レンズを購入した。

その1年後、キャノンはEOSを投入した・・・

「動かす所の近くにモーターを置くべき」というポリーシーを貫き、より速くピントが合うものであった。
僕はじたんだを踏んだが、たくさん購入したミノルタの交換レンズを無駄には出来ず。指をくわえる日々を送る羽目になった。

この失敗は、1眼レフのデジタル化まで尾を引いた。
ミノルタのデジタル1眼レフ発売は、遅れに遅れた。
出るには出たが、その後の経緯はご存じのとおりである。

僕は今でも、釣りに行く際、とっても大きくて重い「アルファ700デジタル」を腰に提げて川辺をうろついている。

これほどの大失敗ではないが、今年MacBookProを購入した所、1週間後に値下げという憂きも見た。

新しいもの好きの僕としては、「新しいものを今買うのか、もっと良いものを待つのか」というテーマは、永遠の悩みである。

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