フィルムカメラからデジタルカメラへ移行するメリット。

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今更のテーマではあるが、フィルムカメラからデジタルカメラへ移行するの最大のメリットは、試行錯誤が容易に出来る事だと思う。なぜなら、デジタルカメラは撮影結果がすぐに出力出来るからだ。
その結果、より早く狙った結果をコンスタントに実現出来るようになる。
僕の場合、フライフッシングに熱中(罹患?)しだしてからは、アマゴやイワナなどの美しい姿を、如何に美しく写真に収めるかが、大きなテーマとなっている。
当時(90年代前半)はリバーサルフィルムと言われるスライド用のフィルムを使用っていた。色の再現性が一貫しているからである。現像まで中1日掛かり、プリントにはさらに数日を要した。従ってプリントが上がってきた時には、撮影時の細かい状況を思い出せず、試行錯誤をするにも大変な手間と時間とコストが掛かった。

デジカメを使い出してから、この状況は一変した。
当時はまだライブビュー機能はなかったが、付属の液晶画面である程度の結果は確認出来たし、自宅に帰ればその日のうちにパソコンからプリント出来た。
フィルムカメラに対してデジカメは再現出来る階調が狭い。従って生きている魚のような、反射の強い被写体をうまく撮るには、より技術を必要とする。しかし試行錯誤のスピードが技術的な難点を凌駕し、「今までの苦労はなんだったのか!」と感じた程、早く狙いどおりの絵が撮れるようになった。

この写真は、デジカメを初めて購入した年に撮影したイワナである。
20010518-01イワナ01s.jpg
魚体の美しい模様がリアルに再現されているが、フィルム時代の僕の技術では、滅多に再現出来なかった。

しかしこれ以降、リバーサルフィルムで撮ってもコンスタントに再現出来るようになった。デジカメは階調の再現性で見劣りするので、しばらくはフィルムカメラとを併用していた。しかし、手軽さや、可搬性(メールやネットとの適合性)、コストメリットから、ここ10年程でデジタルオンリーとなってしまった。

デジカメの出現は、写真の上達速度を著しくスピードアップしたが、その一方である程度まで上達すると、大きな壁にぶつかる。
フィルム時代には、コンテストで入賞するような事もあったが、競争相手も猛スピードで上達しているように思う。
将棋の羽生喜治氏は「ITとインターネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気に敷かれたということです。でも高速道路を走り抜けた先では大渋滞が起きています」(梅田望夫「ウェブ進化論」より)と表現したが、デジカメの出現も写真の世界で同様の事態が起こっている事を実感しさせる。

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