滋賀県安曇川本流域における、au版iPhoneのエリア調査をした。

渓流釣りのシーズン中は、週末はほとんど安曇川流域に居る。

Twitterを始めてからは、釣果や釣り場の状況を仲間と共有する楽しみが増えた。

ところで、安曇川流域でのケータイ各キャリアの電波状況は

au>docomo>softbankとなっている。

特にauのカバー率が高く、当地の友人はほとんどauユーザーである程である。

反対にsoftbankは、スポット的にエリアが点在しているという状態である。 softbankは都市部でも電波が弱いため、iPhone(ネット)+docomo(通話)の2台持ちを余儀なくされていた。

従って、auがiPhoneに参入するという情報には浮き足立った。

一番気になったのは、auのエリア=au版iPhoneのエリアであるかという点である。 au版iPhoneを予約する際に確認した所、iPhoneも全てのauのエリアで使用出来るとの事であった。

ところが、発売日当日に店員が「iPhoneのエリアは、au既存のエリアとは微妙に違う」と言い出した。

滋賀県安曇川本流域の詳しい電波状況を、auショップからサポートセンターに電話して確認した所、 「滋賀県の国道367線沿いは、概ねエリア」という曖昧な答えしか得られなかった。

それでもsoftbankよりはマシだろうと、契約に踏み切った。

そこで、滋賀県安曇川本流域の、実際の電波状況を調査する事にした。

調査方法は、以前針畑川・北川流域での電波調査と同じく、位置情報付きのTweetという方法をと採った。

調査区域は、国道367沿いの葛川平から朽木の岩瀬までの区域である。

結論を先に言えば、結果は非常に満足の行くものであった。 集落の周辺だけでなく、国道沿いで電場が途切れるという事は、ほとんど無かった。

調査の詳細は、以下のとおりである。

各地区ごとの個人的な思いと合わせて、紹介します。

葛川平地区

平

Tweetにはないが、アンテナは5本立ってました、

漁協の「平より上には、イワナも放流している」との情報から、今年けっこう通った。

そこそこ釣れたたが、残念ながら全て成魚放流のアマゴであった。

葛川坂下

坂下

なぜかsoftbankの電波が強いエリア。

坂下トンネルが出来てからはスルーしてしまうエリアであるが、雰囲気が好きなので時々覗いている。

釣果の方は、全くダメである。

たぶん、初期に餌師に釣りきられるのだろう。

葛川木戸口

木戸口

比良山脈を挟んだ琵琶湖側に「木戸」という地名がある。

険しい比良山脈を超えて、交流があった事が忍ばれる地名である。

渓相は良いが、釣りで良い思いをした覚えがない。

葛川中村

中村

ここの学校前から数百メーター程上流が、一時キャッチ&リリース専用区だった事もある。

渓相も良いが釣り人も多く、ほとんどスルーしているエリアである。

西から流れ込んでいる江賀谷は、かつてはイワナの大物で有名であった谷である。

葛川坊村

坊村

位置情報が中村のままであるが、一つ北の集落、坊村である。

東から流れ込んでいる明王谷は、比良山側最大の支流である。

濁りが入りにくい谷なので、本流の濁りが強い時によく覗く谷である。

魚はいるが、非常にすれている。

葛川町居

町居

1662年の大地震による土砂崩れにより、村全体が飲み込まれた地域である。

災害史上に残る「町居崩れ」である。

その時に今ある集落の少し北側に、自然のダムが形成された。

坊村から暫くは穏やかな渓相が続くが、ある地点より一転険しい渓相になる。

これはダムによる堆積物と、そのダムの崩壊によるものである。

葛川梅の木

梅の木

softbankがエリア外であるこの地域も、アンテナが3本た立ってます。

昔は榎木と呼ばれたこの集落も、「町居崩れ」により大きな被害を受けた。

現在、西側の山で採石が行われている。

山といっても、「町居崩れ」で東側の斜面が崩れてきた土砂で出来ており、

よって発破を使わずに採石をする事が出来るわけである。

葛川貫井

貫井

梅の木からこの貫井までのエリアは、安曇川本流で最も早い時期から魚の活性が上がるエリアである。

渓相も良いので、シーズン初期はまずここで竿を出す。

葛川細川

細川

softbankでは通じたり、通じなかったりのエリアであるが、アンテナは5本立ってます。

梅の木から貫井にかけて穏やかな渓相が続くが、貫井堰堤あたりから細川にかけては巨石が点在する渓相となる。

記録にはないが、有史以前に大崩落があったのかも知れない。

ここは大津市最北端の集落であるが、朽木漁協の管轄である。

僕がフライで初めてアマゴを釣り上げた、思い出の地でもある。

野街道

野街道

ここからは、高島市朽木地区である。

ここにはsoftbankのものらしき基地が立っており、この周辺までメールの確認をしに来たものだ。 auの電波も良好である。

何年か前に、橋の下流側にブルドーザーが入り、人工的な流れになってしまった。 それまで安曇川本流有数の好ポイントであったが、流れが変わってからは釣果もさっぱりであった。

今年、久しぶりに竿を入れてみた所、キレイなアマゴが釣れたので、一安心である。

栃生発電所前

栃生発電所

この付近は渓相もよく、アマゴもよく付いていたが、softbankは圏外である。

auの電波はここでも良好なので、来シーズンからはここから即、釣果をTweet出来る。

村井「はせ川」店内

村井はせ川

朽木に来たら、必ず立ち寄るお店である。 しかし、softbankは圏外。 docomoでさえ、窓際にでないと圏外となる。

Tweetのとおり、ここで自由にメールやTwitterが出来るりのは、ほんとにうれしい。

桑野橋付近

桑野橋

この付近の河原はキャンプ場になっており、連休になるとや大勢のキャンパーがやってくる。

増水すればひとたまりも無いと思うが、不思議である。

古川柳川酒店裏

古川柳川酒店裏

ここはsoftbankも圏内であったが、auの電波も良好である。

去年、ここにもブルドーザーが入り川の流れが変えられてしまった。

すばらしいポイントだっただけに、残念でならない。

岩瀬栃の実庵

岩瀬栃の実庵

このあたりで竿を出す事はないが、「栃の実庵」はコーヒーが美味いのでよく立ち寄る。

また、湧き水を解放しているので、定期的に利用させてもらっている。

以上が今回電波調査を行った地域である。

softbankの電波の弱さには随分悩まされたが、来シーズンからはこの悩みから解放される。

また、iPhoneとdocomoガラケー2台持ちという不経済な状態からも、解放された。 めでたし、めでたしである。

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