「ゆだま じゅよんあわめ」に参加して来ました。
この企画は「りんごの木の下で会いましょう」の呼びかけのもと、遠く福島県のりんご畑まで、りんごをもぎとりに行くという旅です。
メンバーの半数以上が知り合いである事を差し引いても、りんご目的で京都から福島まで行くというのは、今の僕にとっては実に酔狂な行動である。
この事は世間的には、程度の差こそあれ他のメンバーにも言える事だろう。
今回の旅はりんごの収穫以外に特にこれといったスケジュールはなく、りんご畑での集合時間も大幅に遅れると言った、実にゆるい旅であった。
しかし終って見ると、りんご関係だけでなく、思いもかけない出会いや発見、思い出を僕の胸に届けてくれた。
そもそも旅というのは、今回のような不確定さに身を委ねるのが、その醍醐味であったはずである。
「計画性」「目的意識」に追われる僕たちは、旅においても無意識にそれらに縛られているのはないだろうか・・・
今回の酔狂な旅は、僕に旅という行為の醍醐味を再認識させてくれた。
そして今、僕の目の前で真っ赤なりんごたちが強い香りを放っている。
おそらく来年も、この酔狂な旅に参加している事だろう。
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