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さよならMovable Type


先日、Movable Typeで運営していた「のりもの絵本作家山本忠敬の世界」をWordPressに移植しました。
これで私が運営している全てのサイトのWordPress移植が完了。最初に当ブログをWordPressに移植してから、5年の月日が経ってました。

「山本忠敬の世界」は、昨年レスポンシブWebデザインによるモバイル対応を行いました。当然その時にもWordPressへの移植を検討しました。

しかしこのサイト、コンテンツの半分以上が固定ページ(Movable Typeで言うWebページ)で、サイトルート直下の内容別フォルダにファイルを格納していると言う事情がありました。
実際のパーマリンクは
/ehon/ziputa.php
と言った感じになってます。

それに対して記事投稿ぺージのパーマリンクは
/2015/07/post-47.php
と言った感じなので、WordPress側で合わせられます。
(ドメイン移行後、パーマリンク設定で「%year%/%monthnum%/%postname%.php」とすれば良い)

しかし固定ページのパーマリンクを301リダイレクトする目処が立たず、WordPressへの移植は断念しました。

その一方で、山科の山本忠敬資料室にある膨大な資料のデジタル化には目処が付き、それらをWebで公開して行きました。
見せ方としては、当ブログのポートフォリオページ同様、サムネイルで一覧表示し、個別にはモーダルウインドウが開くようにしました。

WordPressでは豊富にあるプラグインから気に入ったものをインストールすればいとも簡単に実装できますが、Movable Typeではそうはいきません。

自力でjQueryプラグインを設置しました。

画像ファイルの投稿は更に大仕事でした。

上のような入力フォームで、各画像ファイルに一つづつalt属性を手入力し、更にマークアップするという手間の掛りようです。
WordPressならば、画像ファイルをまとめてドラッグ&ドロップ出来る作業内容です。

時間とコストを掛けデジタル化した資料でしたが、こう作業に手間が掛かってはWebへの公開は遅々として進みません。

そこで意を決して、この夏休みに移植を敢行したと言う経緯です。

移植作業を始めた時点でも、パーマリンクの維持に目処は立ってませんでした。
正直に言うと、最悪パーマリンク維持断念も視野にありました。
しかしさすが「無い物は無い」と言われるワードプレスプラグイン、「Custom Permalinks」という、パーマリンクを変更するプラグインを探し当てました。
このプラグインにより、固定ページのパーマリンクを維持してWordPressに移植する事が可能となりました。

WordPressへの移植が全て完了し、やれやれですが、Movable TypにもWordPressには無い良さもありました。
機会があれば、このあたりのお話もして行きたいと思います。

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