京都での 「GOOD DESIGN TALK TOUR 2019」に参加してきました。
トークショーも懇親会もとても楽しく、有意義なイベントでした。
まず、今「デザイン」には、どんなことが求められているかと言うお話
それは「様々な思いやアイデアを、多くの人に理解し共感してもらいたい時に、大きな力を発揮する手段としてのデザイン」
と言うことでした。
この事を端的に表したのが、2018年度の「グッドデザイン大賞」を受賞された「おてらおやつクラブ」の松島靖朗住職のお話でした。
「おてらおやつクラブ」とは
全国のお寺の「おそなえ」を
仏さまからの「おさがり」として
貧困に苦しむこどもたちに「おすそわけ」
するという、活動です。
この場合「思い」とは
「子どもの貧困問題を解決したい」
という事で、
その活動そのものに「グッドデザイン大賞」
が授与されました。
松島靖朗住職は中国でも講演されており、豊かだと思っていた日本にこのような貧困問題が存在する事に、驚きの声があったという事です。
当初は国内限定でしたが、今はアジアからの支援も多いとの事です。
ケンメイさんの「この活動でのグラフィカルな要素は、マークのイラストだけ」と言う言葉が印象的でした。