昨年の年末から正月にかけて、朽木でも久方ぶりの大雪となった。
昨年の同じ頃、マキノなどの滋賀北部が大雪に見舞われたが、朽木といえばさっぱりであった。
僕が朽木に通い始めた20年程前は、12月の末は毎年のように大雪であった。
そしてこの12月末に降る大雪が、やがては溶けにくい「根雪」となり初夏まで安曇川の水源の役目を果たしていた。
ここ10年程は、降っても2月末や3月に「重い雪」が降る程度で、この「重い雪」は根雪とならず、5月始めになると渇水の心配をするという状態であった。
今回の大雪は昔の朽木を思い出させるものであったが、いかんせん近年3月ごろに降るような「重たい雪」であった。
果たして根雪になるであろうか?