3月3日未明、AppleはiPad2を発表した。
同時に、iOSのアップデートが予告された。
このアップデートの中で最も注目されるのが「iPhone 4のためのパーソナルホットスポット」である。
パーソナルホットスポットとはWiFiルータのように3G回線を中継し、他の機器でインターネットにアクセスできる機能で、すでにDoCoMo等の一部機種では利用出来る。
無償のソフトウェアアップデートでこの機能が提供される事には驚いたが、誠に残念な事にAppleによると、
「日本を含む一部の国々では、ご利用いただけません。詳しくは、通信事業者にお問い合わせください。」
という事らしい。
どのような理由で日本では使えないのか?
駄目もとで@masaosonさんにTwitterで訊いてみたが、今の所ノーリアクションである。
Wi-Fi+3G仕様のiPadの売上げ減を恐れてのことならば、あまりにもせこい措置と言わざるを得ない。
スマートフォンにしろ、タブレット端末にしろ、ネットに接続されてなんぼのものである。
クラウドコンピューティングにより、色々と新しい価値が生み出されている状況である。
目先の売上げ減を理由に、せっかくの新機能に制限をかけているようでは、将来が危ぶまれるというものである。
ソフトバンクには、将来を見据えた対応を期待したい。