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iPad mini Retinaディスプレイタイプの実力を予想してみた。

10月22日、Appleは新しくなったiPadのラインナップを発表した。

中でもiPad mini のRetinaディスプレイタイプの登場は、iPad miniの登場当初から待望されていた。

他ならぬ僕も同じで、miniの発売当初はRetinaディスプレイタイプ待ちを決め込んでいました。

しかしその後、その優れた可搬性を目の当たりにする機会が数多くあり、「待つのは機会損失」との訳のわからん理由をこじつけ、購入に踏み切った。

実際使い始めると「待つのは機会損失」というのもまんざら嘘ではなく、iPhone 5との組み合わせで充実したモバイルライフをもたらしてくれました。

さて今回発表されたiPad mini のRetinaディスプレイタイプのピクセル解像度は、iPhoneのRetinaディスプレイと同じ326ppiである。

これが如何程のものなのか、現行のiPad miniとiPhone 5sでシュミレートしてみました。

▲iPad mini(163ppi)で、電子版の日経新聞を読み込むと、このように1ページ全体が画面いっぱいに表示される。見出しは問題なく読めるが、本文はピンチアウトして拡大しないと読めない位、潰れてしまっている。

▼赤線の部分を切り取ると、こんな感じである。文字は判読不可能であります。

この部分をiPhone 5s(326ppi)で同じ大きさで見えるように拡大表示してみと、

文字がなんとか判読出来るようになりました。

この結果から、iPad mini のRetinaディスプレイタイプ(iPhoneと同じ326ppi)では、小さい文字での可読性が、かなり改善されると予想されます。

小さい文字での可読性が改善されると、ピンチアウトの回数が減るので、新聞(電子版)や電子書籍、PC用に設計されたWebサイトの閲覧が、今よりぐっと快適になるはずです。

単純に考えて、ピクセル解像度が倍(163ppi→326ppi)になると、制御するピクセル数が4倍になるので、それを処理する能力も、4倍が必要となる。フラッグシップモデルであるiPad Airと同じ64ビットA7チップとM7モーションコプロセッサを搭載しているのも、うなづける所であります。

今回のラインナップでは、iPad mini のRetinaディスプレイタイプが本命と言えるだろう。

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