「iPhone下取りプログラムを利用する前に考えておきたいこと」というエントリーで人さまに注意喚起をしておきながら、¥28,000と言う巨額の下取り価格に勝てなかった僕。
案の定、難儀な事態に陥りました。
FaceTimeAudioによる自宅との無料通話に使っていたiPhone4が、ホームボタンだけでなく、コネクタにもガタがきて、いよいよ使用不可になってしまったのです。
仕方なくiPodとしてカーナビ接続に使っていたiPhone4Sを、FaceTimeAudioによる自宅との通話用に起用しました。
カーナビにはハードディスクプレーヤーも付いていますが、それがすんごく使い辛く難儀してます。
iPhoneをiPodとしてカーナビに接続して使うのが、最も使い勝手がいいんです。
そこで、引退したiPhone3GSに白羽の矢が立ったわけです。
このiPhone3GS、iPhone4にアップグレード後も、LINEで自宅との無料通話に使い倒してました。
その結果、ホームボタンと電池がやられてしまい、引き出しの奥で静かに眠ってました。また32ギガでは僕の音楽ライブラリの全ては入り切れません。
しかしカーナビに接続する場合、操作はカーナビサイドで行うので、ホームボタンの不具合は大きな問題ではない。(Assistive Touchを使用)
また、電源は常にカーナビからのケーブルから供給されるので、電池の問題も大丈夫です。
問題なのは、容量不足です。
そこで音質劣化を懸念して今まで使わなかった、iTunesで「ビットレートの高い曲を圧縮」を試してみる事にしました。
まず、2年ぶりにiPhone3GSの電源を入れてみましたが、案の定電池がかっらぽ。
充電後、iTunesに接続し、iOSをアップデートする。
iPhone3GSは6.1.3までしかアップデート出来ないようだ。iPodさえ使えれば良いので、問題なしである。
次に、不要なアプリや写真を全て削除。
フラットデザインが当たり前となった今では、やたら懐かしいスキュアモーフィックデザイン。
そして、iTunesのオプションで「128kbps AACに圧縮」にチェックいれて、音楽ライブラリを同期した。
きっちり測っていませんが、約3,700曲で2時間程掛かりました。
心配していました音質劣化ですが、車を運転しながら聴く分には全く問題ないと感じました。
iPhoneに限らずスマートフォンは、様々な機能をその小さなボディに飲み込続けている。音楽プレーヤーしかり、デジタルカメラしかり、書物しかり・・・・
回線契約が切れたその時からそれらの機能達は、携帯電話機としての制約から解き放たれたかのように、新たな場所で活躍し始める。
古いiPhoneの再利用、面白いのでやめられません。