昨年に引き続き、今年も雪の新年となった朽木。
十年以上前は毎年年末に雪が積もり、この時積もった雪がやがて根雪となり、5月の連休の頃まで所々に残っていた。
そして、この根雪が安曇川の水量を支えていた。
ところが温暖化の影響か、近年はこの根雪がとんとなくなり、4月の末には渇水を心配しなければならないという状況であった。
2年連続で、早い時期からの積雪でありるが、10年前と違うのは雪質である。
10年前はさらさらの粉雪であったが、いまのは3月に降るような重たい雪である。
それでも、昨年はこの時期の大雪のせいか、4月に渇水の心配をする事は無かった。
地元の人たちには申し訳ないが、この時期の大雪は歓密かに歓迎している。