iPhone3GSユーザーは、iPhone 4へアップグレードすべきか
|6/7(月)未明、Appleは次期iPhoneである、iPhone 4を発表した。
OSが待望のマルチタスク化され、超高解像度ディスプレーやHDビデオ撮影等、魅惑の新機能が満載である。
飛びつくべきか、待つべきか、ネットで色々な意見が出されている。
僕の見たところでは
①現在、iPhone導入を検討している人
→迷わずiPhone 4を購入すべきである。
②現在、iPhone 3Gを使用中で、アップグレードを検討している人
→迷わずiPhone 4を購入すべきである。
といった所が大勢ではないだろうか。
①②いずれの場合も、バーゲンセールされるであろう3GSに手を出すのは、お勧め出来ないようだ。
問題なのは
③現在、iPhone 3GSを使用中の人
である。
他ならぬこの僕も、この1月にiPhone 3GSでiPhoneデビューしている一人である。
今回の目玉であるOSのマルチタスク化は、6/21から無償でダウンロード出来るiOS4をインストールすれば、iPhone 3GSでも実現される。
この事を加味し、iPhone 4で出来て、iPhone 3GSでは出来ない事を探してみると、以外に少ない。フロントカメラによるビデオ通話ぐらいである。
しかし、あまり大きくクローズアップさていないが、僕が個人的に注目しているアップデートがあり、大変悩ましい所である。
そのアップデートは(1)「データ通信速度の向上」と(2)「バッテリー能力の向上」である。
というのも現在iPhone
3GSを使用しいて、この2点は大いに不満をもっているからだ。
(1)「データ通信速度の向上」
1.3G通信の、上り速度が
5.8Mbpsに向上した。
iPhone 3GSの通信速度は下り7.2Mbps/上り384kbpsであったが、
iPhone
4では、下り7.2Mbps/上り5.8Mbpsとなり、上りが大幅に向上している。
iPhone
3GSでは、ビデオをYouTube等にアップロードするのに結構時間がかかっていたが、iPhone 4ではストレスなくアップロード出来そうである。
iPhone
4では、HDビデオが撮れるようになったので、上り速度の向上は注目したい。
2.Wi-FiでのIEEE802.11nのサポート
iPhone
3GSのWi-FiはIEEE80211b/gであり最大54Mbpsであったが、
iPhone
4では、通信速度が4倍と言われるIEEE802.11nのサポートが加わった。
IEEE802.11nは最近のAir
Macでも採用されており、自分自身の使用体験から、
4倍とは言わないまでも、体感速度の大幅な向上が期待出来る。
自宅の無線LANが
IEEE802.11nに対応していれば、注目したいアップデートである。
(2)「バッテリーの能力向上」
Wi-Fi通信時とビデオ再生
時では向上は見られないものの、
3G通話でMax5時間→7時間
インターネット使用(3G)でMax5時間→6時間
オーディオ再
生でMax30時間→40時間
と、小幅なから向上している。
現在iPhone
3GSでは、外出先にコンセントがないと不安な状態である。
何とか、1日1回の充電で済ませる事を期待している。
以上の2点から、iPhone 3GSからiPhone 4へのアップグレートを検討している。
iPhone3GSに、僕と同様な不満を持っている人は、検討に値すると思う。
とりあえず6/21以降、iOS4を使ってみて、最終的な判断をしたい。
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