僕がキャッチ&リリースをするわけ
|フライフィッシングをする人は、他の釣りに比べるとキャッチ&リリースする人は多いと思う。
僕自身は、100%キャッチ&リリースしているわけではないが、極力心がけているつもりである。
しかしそれは、正直に言うと自然や魚を保護するのが主な目的ではない。
1つのポイントで魚を抜けば、そのポイントは1シーズン魚が戻って来ない事が多い事を、経験上知っているからである。
要するに「より永く楽しませてもらうため」のキャッチ&リリースである。
また、キャッチ&リリースしない場合は、必ずキレイに食べるようにしている。
一般的にフライフッィシングは環境にやさしい釣りだと思われているが、僕は怪しい思う。
フライマンは餌釣りやルアーマンよりも川に立ち込む事が多い。
キャスティングにバックスペースが必要な為である。
ラインやフライに塗るドレッシングも怪しい。
また、フライを作る為のマテリアルも自然動物から搾取したものが多い。
鶏などは、フライの都合に合わせて品種改良が重ねられている。
こうして考えると、自然に対して随分インパクトが強い釣りであると言える。
逆に環境へのプラス面を探してみる。
- フライフッィシングは他の釣りと比べて、水温や魚の餌となる虫の状態に釣果がより大きく左右される。従って、釣り人はフィールドの自然条件に敏感にならざるを得ない。
- 他の釣りと比べて魚が針を飲み込む事が少ないので、キャッチ&リリース後の生存率が高い。
- フライマンは、魚の数よりも質を重視する傾向が強い。従って、乱獲に走り難い。
等々が上げられるたろう。
環境保護だけを考えるならば、川には近づくべきではないたろう。
自然環境に影響があるのを自覚した上で、魚や自然に敬意と感謝の気持ちを忘れず、「遊ばせてもらっているのだ」という姿勢が大切だと思う。
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