「電脳コイル」TV放映
|11月12日(木)19:25〜NHK-hiで放送が開始される「電脳コイル」というアニメドラマが、とっても楽しみである。
このドラマはNHK系で過去に幾度が放映されているが、僕にとって初回から通して観るのは、今回が初めてである。
押井守監督が「攻殻機動隊」で描いたような電脳社会の世界観を、子供たちを主人公にして描かれている。
「攻殻」の方は殺伐とした背景をバックに描かれている。
これに対し「電脳コイル」は古き良き日本の風景が残る古都を背景に、メガネの形をしたウェラブル・コンピューターを身につけた子供たちが活躍するお話である。
子供が主人公のアニメだと侮ってはいけない。
- コンピューターの目指すべき形態
- 電脳社会の光と影
- 電脳社会における、人間関係のあり方
等々、現代の我々にとって、考えさせられるテーマを多く内包しているドラマである。
「攻殻」と違い、背景や登場人物の服装が今日とほとんど変わらないので、来るべき電脳社会が、より身近に感じられる。
ただ他のTV番組と違い、場面設定の説明が殆どないまま話が進んでいくので、途中から観ると、なかなかこの世界に入り込めない。
初回から通して観る場合でも、NHKのこの番組のサイトhttp://www9.nhk.or.jp/anime/coil/main.htmlを見て、
おおまかな設定を理解した上で観る事をお勧めします。
Sponsored Links