au版iPhoneのEメールで、着信音を個人別に鳴らせるようにした。

docomoのケータイを使用していた時は、通話だけではなく、メールの着信音を個人別に細かく設定していました。
メールの着信時に、瞬時に誰からのメールかが分かると言う事が、極めて便利だからです。

一方iPhoneでは、MMSを扱うメッセージアプリはアドレス帳(連絡先アプリ)で個人別に設定した着信音に対応していますが、メールアプリに関しては今現在対応していません。
私の場合SoftBank時代から、IMAP機能を重視している事から、メールアプリで@ezweb.ne.jpを使用しております。

一方メールアプリは個人別着信音設定が出来ないので、SoftBank時代から大変不便な思いをしていました。

さて、auはこの4/14より、iPhoneでのMMSのサポートを開始しました。このアップデートにより、メールアプリでもメール着信音個人別設定が実質的に可能となりましたので、以下にその方法を紹介します。
簡単に言えば、メールのやり取り自体はメールアプリで行い、メッセージアプリはリアルタイム通知と個人別に着信音を鳴らす為だけに使うと言うものです。
その為には、先月よりサポートが開始されたメールのリアルタイム受信の設定を解除し、メールを手動設定する必要があります。
注意しなければならないのは、このような設定を行った場合に、古いメールが削除されてしまう現象が、ネット上で多数報告されていると言う点です。従って、事前に古いメールをgmailなどに転送しておく処置が必要です。
私の場合、リアルタイム受信設定ではIMAPの機能が使用出来なかったので、リアルタイム着信設定は解除の上、PCでも共通のメール環境を作ってました。従って、古いメールはPCに保存されており、影響はありませんでした。

次に、具体的な手順を説明していきます。

  1. 連絡先アプリで個人別にメッセージの着信音を設定していく。ちなみにMacintoshで着信音を自作する方法を紹介してますので、参照下さい。
  2. 消えてしまえば困る古いメールを、gmailなどに転送する等の方法で、バックアップする。
  3. リアルタイム通知のプロファイルを削除する。
  4. Wi-fiをオフにする。
  5. SMSで#5000宛てに「1234」という内容のメッセージを送る。
  6. 返信されてきた「メール設定URL」から、「その他の設定」→「メールアカウント手動設定」→「設定情報送信」を行う。
  7. 新しい設定の「ユーザ名」と「パスワート」がSMSで送られてくるので、「設定」→「メール」でアカウントの設定を行う。(僕の場合は「ユーザ名」は変わらず、「パスワード」のみが変わっていました)
  8. 7.で得た情報で、PC等のメールアカウントを設定する。メールを保存する意味でも、PCでもメールアカウントを設定するをお勧めします。IMAPだとiPhoneから送信したメールもPCで保存していく事が可能です。
  9. 設定で、着信メールのサウンドをなしにする。
  10. 設定で、メッセージでの通知方法とデフォルトのサウンドを設定する。

以上の処置でメール(@ezweb.ne.jp)が、メールアプリとメッセージアプリの両方で扱えるようになります。
メールアプリはリアルタイム受信に対応していませんが、メッセージアプリは対応してますので、全く問題ありません。
普段のメールのやり取りは、高機能のメールアプリで行いますが、メッセージアプリがリアルタイムに着信通知し、個人別に設定した着信音を鳴らしてくれます。

SoftBank版iPhoneの場合は、Eメール(@i.softbank.jp)と、MMS(@softbank.ne.jp)との二つのメールアドレスが支給されます。方法は不明ですが、何らかの方法で、EメールをMMSに転送する事により、同様にEメールでの個人別着信音設定が可能になるのではと推測しています。

この歳の男子としてはいかがなものかと思いますが、ケータイの着信音には強いこだわりを持ってます。
電話やメールの着信時に、発信者の個性に合った音が鳴るという事は、単に便利なだけなく、豊かなコミュニケーションを演出してくれるという思いからです。

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