Wi-FiテザリングとBluetoothテザリングの速度比較

普段はiPad-miniをiPhone5に、Bluetouthテザリングでネット接続しています。
Wi-Fiテザリングより通信速度が劣るBluetouthテザリングを使うのは、接続手順がより簡単だからです。
しかし通信速度の差がどれ位あるのか、把握している訳ではありませんでした。
そこで、iPhone5とiPad-miniを使って実験をしてみました。

まず、テストをした場所(LTEエリア)での親機(iPhone5)での通信速度を計測。

平均で下り4,272Kbits/s、上り286Kbits/sでした。
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次に普段使ってるBluetouthテザリングで、子機(iPad-mini)での通信速度を計測。Bluetouthのペアリングを済ませておけば、子機(iPad-mini)側でBluetouthをONにするだけで接続完了。親機のBluetouthとインターネット共有を常時ONにしておく必要がありますが、Bluetouthは接続されなけば電力消費は少ないです。(このあたりの事情はひとりぶろぐさんが詳いです。

平均で下り1,507Kbits/s、上り219Kbits/s。

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SNS投稿やネット閲覧でストレスを感じる事は少ないが、YouTubeの動画は時々ストップ。
今日(3/17)の日経朝刊をダウンロードしたところ、7分半掛程かりました。ちなみに普段は自宅のWi-Fi環境なので、1分以内の完了です。
次にWi-Fiテザリングの計測。Bluetouthテザリングと違い、親機(iPhone5)側で「インターネット共有」オンにした画面を維持していないと接続出来ないません。ちょっと面倒です。

平均で下り3,391Kbits/s、上り309Kbits/s。
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下りでBluetouthの倍以上、上りは何故か親機以上の結果となりました。(多分、時間差による誤差)
日経朝刊のダウンロードは半分以下の時間で完了し、YouTubeの動画はスムーズでした。
但し、接続の安定性はBluetouthより劣ります。(時々切れちゃう)

今回の実験で、Wi-Fiテザリングの、下り速度の優位性が明らかになりました。(Bluetouthの倍以上)
しかし、接続手順や安定性ではBluetouthテザリングに軍配が上がる結果となりました。
普段はBluetouthテザリング、重いデータのダウンロードはWi-Fiテザリング、と言った使い分けが必要であると感じました。

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