DoCoMo携帯からiPhoneへ、電話帳の移行をした。

携帯電話には様々な情報が蓄えられている。
DoCoMo同士で機種変更を行った場合は、電話帳やメモ、ブックマーク等、殆どの情報はDoCoMoショップで移行してくれる。

今回、DoCoMoに入っている電話帳をiPhoneに移行(コピー)したが、大変苦労した。
まず、SoftBankショップに設置されている、「メモリーサポート」の端末が、僕のDoCoMo F-01Bに対応しておらず、サーバにデータをアップすることが出来なかった。(サーバにアップ出来たら、専用アプリでダウンロード→データ移行が出来るはず)
これが出来なかったので、SoftBankのホームページに用意されている「iPhone 3G 用電話帳コピーソフト」を使ってみたが、これも駄目。
考えたあげく、下記の方法で、電話帳のコピーを行った。

1.DoCoMoの携帯データリンクソフト(無償)を使い、PCにDoCoMoの電話帳を読みとる。

2.携帯データリンクソフトから電話帳のデータを、CSV形式のテキストファイルに書き出す。

3.2のデータをExcelで開き、「友達」「親戚」等のグループ別にファイルを分ける。

4.元の電話帳には、1人の情報として、固定電話と携帯電話、PCメールと携帯メール等、複数の情報が入っている場合がある。
これをこのまま活かすと、固定電話と携帯電話、PCメールと携帯メールの使い分けがやりにくく、間違いやすい。
そこで、誰々の固定電話・誰々の携帯という具合に、それぞれ別に1件として、1つの電話番号と1つメールアドレスが入るようにした。
こうする事により、掛け間違い、送り間違いを防ぐようにした。
データ項目としては「名前」「名前のフリガナ」「電話番号」「メールアドレス」の4つでだけを残して、「住所」等、不要な項目(列)は削除した。(「グループ」はファイルを別にする)

5.CSVをExcelで開いた際に、数字は全て数値として認識される。つまり電話番号の最初の「0」は消滅してしまう。従って、ExcelからCSVを書き出す直前に、電話番号の入っている列の書式を「文字列」に変更の上、頭に0を書き加えていく必要がある。
修正の為にCSVを開くたび、この作業を行わなければならず、これが結構な手間であった。

6.Macintoshの「Adress Book」に「友達」「親戚」等のグループを作る。すでに同じグループが存在する場合は、「旧友達」「旧親戚」というようにグループ名を変更しておく。

7.5のCSVをグループ(ファイル)ごとにAdress Bookに読み込み、作っておいた「グループ」に登録していく。

8.「旧友達」等、Adress Bookに読み込み前からあったデータで、読み込んだデータに無いものは、新しいグループに移動する。重複しているものは削除して、古いデータと統合・整理を行う。

9.Adress Bookの内容を確認後、「iTunes」を使ってiPhoneと同期させる。


ここまで作業するのに、丸一日を費やした。
SoftBankには、もう少しキメ細かいサポートをして欲しいと思った。
しかしなんとか、電話帳管ソフト等の追加投資をすることなく、移行する事が出来た。

「メモ」のコピーにもひと苦労した。
自宅のハードディスクDVDレコーダーに、外出先からメールで録画予約をよく入れる。
出社途中に、朝刊の番組欄を見て予約を入れるのだ。
この為のメール内容(プログラム)のテンプレートを、チャンネル別にDoCoMoの「メモ」に入れていた。こうしておけば、日時と番組名の部分を打つだけで、メールで録画予約が出来る。
従って、何とかしてメモの内容をiPhoneにコピーしたかった。
まず、DoCoMoのデータリンクソフトで、メモの内容をテキストで書き出した。
これをMacintoshで開き、「Mail」のメモにコピーする。
こうする事により、iTuneでiPhoneの「メモ」に同期(コピー)する事が出来た。

これで何とか基本的な情報はiPhoneに移行出来た。

残るは「着信音」である。
「着信音」は、完全移行は不可能であろう。
時間は掛かると思うが、これから色々と楽しみながら、DoCoMoと同じ様な着信音環境を作って行きたいと思っている。

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