iPhone6を使ってみて感じた事。

00_iPhone6-min影付き

iPhone5sのスクリーンサイズ(対角)は4インチであったが、iPhone6は4.7インチ、iPhone6+では5.5インチと大型化が進んだ。

Adobeによるモバイルベンチマーク2014年レポートでも、4インチ以下のスマホでのWeb閲覧は、11%も減少しているとの事である。

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ディスプレイが大きくなったiPhone6を使い初めて1ヶ月足らずが経過。親指の届く範囲を強く意識するようになった。

02_親指マッピング1

これは親指が届く範囲を、NATURAL(自然に届く)、STRETCH(なんとか届く)、OW(難)にマッピングした、所謂「親指エリアマップ」である。ディスプレイの大型化により、親指が届かない範囲が広くなって来ている事がよく解る。

最初にこれを見たときは「ふーん」といった感じであったが、iPhone6を使い初めてからは俄然意識するようになった。

この図で僕が驚いたのは、スマホを右手で持つ事が前提となっている事である。つまり右手で持った状態で、右手の親指の届く範囲を示したものなのである。

僕はケータイを含む電話機は、左手で持つのが当たり前だと思っていた。

電話を使い始めた当初より受話器は左手で持ち、利き手である右手でダイヤルを回し、メモを録ったりしていたからである。

米デトロイトのヘンリー・フォード病院が、「アメリカ人を対象にした携帯電話と脳腫瘍の関連性を調べる調査」によると、70%の被験者が利き手と同じ方の耳に電話をあてたそうである。つまり、アメリカ人の約70%は右手で携帯を持つらしい。このような事情により「親指エリアマップ」は、右手持ちを前提として作られている事が理解出来る。

では日本の場合はどうだろう。

WebNAUTが行った調査によると、スマートフォンを持つ手は、右手:57%、左手:30%、両手(左手持ち、右手操作):13%という結果になった。N数が23人と少ないですが、ここでも右手持ちが多数という結果が出ている。ここでの調査結果で興味深いのは、僕のような「右利きだけど左手持ち」と答えた対象者が「30代以上」に多く見られた点である。

どうやらケータイの左手持ちは、固定電話に慣れ親しんでいた世代の特性らしい。

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