Windows10にアップグレートして感じた事
|Mac使いの僕がWindowsを使う理由は、
①カーナビで、CDのタイトルや曲名を探してくれるGracenoteデータベースの更新アプリが、Windowsにしか対応していない。
②運営しているWebサイトの、Internet Explorerでの作動確認。
この2点だけです。
昔は窓機を1台持っていましたが、現在はBootCampでMac Book Proにインストールして使っています。
最近では、
①車で聴く音楽は、使わなくなったiPhone3GSをカーナビに接続して使っている。
②運営しているWebサイトは、PCよりもモバイルでの閲覧が多くなってきており、その結果Internet Explorerでの閲覧が減って来ています。 従って最近ではInternet Explorerでの作動確認をするのは、サイトをリニューアルした時ぐらいです。
そういう事情により、Windowsを起動する機会はめっぽう減っています。
ではなぜ、Windows10にアップグレードする気になったのか。
一つはPCからの閲覧が減ったとは言え、Microsoftの新ブラウザ”Edge”が気になったからです。 Internet Explorerには悩まされ続けだけに、Microsoftの新ブラウザには、いろんな意味で関心がありました。
もう一つの理由は、インターフェースデザインの問題です。 新ブラウザ”Edge”については機会を改めるとして、今回はインターフェースデザインについてのお話です。
最近、MacのOSをMarvericsからEl Capitanにアップグレードしました。
Mac OSはひとつ前のYosemiteより、OSのインターフェースデザインをフラットデザインに変更しています。
iPhoneやiPadなどのiOS端末は、それよりも前にフラットデザインに変更されました。
iOSのフラットデザイン
周りがほとんどフラットデザインとなった今、Windows7のインターフェースデザインが俄に古くさく感じられるようになってきました。
古くさいというだけではなく、フラットデザインの視認性の良さが身にしみて感じられました。
凹凸表現や陰影の表現が、視認性の障害になっている事に気づいたのです。
使用頻度が少ないとは言え、Windowsもフラットデザイン化したくなったのです。
PCの歴史においてWindowsは、インターフェースデザインでMacintoshの後を追っていた事は否めません。 そもそもグラフィック・ユーザー・インターフェース(GUI)を始めたのはMacintoshです。
僕がWindowsからMacに転向したのも、MacOSXのアクア・インターフェースに一目惚れしたからです。
Mac OSXの「アクア・インターフェース」
一方Windowsはフラットデザインに関しては、AppleのiOS端末よりさらに早く、Windows8より採用していました。 iOSがフラットデザインを採用した時、Windows8の方が早かったという事を、ずいぶん意外に感じました。
実際にWindows10を使ってみて、先行しているだけあって非常に洗練されていると感じました。
Windows10のエクスプローラー
ニュース
ブラウザEdge
今までWebサイトのInternet Explorer稼働確認は、正直気の滅入る作業でした。 思うように表示されない事が多いだけでなく、Macでの閲覧に比べ、サイトが妙に安っぽく見えてしまうのです。 font環境の違いが原因と思っていましたが、Windows10を使ってみてそれだけでは無い事に気づきました。
上からSafari、Chrome、Firefox、Edge、Internet Explorer
Windows10のフラットデザイは非常に良く練られていると感じており、Windowsを起動する機会も自ずと増えるのでは思っています。
今年7月の発売後1年間は、Windows7からでも無料でアップグレード出来ます。
Windows7のインターフェースデザインに不満を感じている方は、ぜひアップグレードする事をおすすめします。
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私は、普段 Linux (Ubuntu) と Mac を使っていて、
仕事が IT 関係なので Windows は仕事で使っています。
個人的には、無駄なプリインストールアプリがなくカスタマイズが容易な Linux やMac の方が好みですが、かといって Windows アンチではありません。Windows7 は素晴らしく一貫性がある OS で最高の OS の一つだと思っているくらいです。
ただ、Windows10 はどうしても好きになれません。
またフラットデザインもあまり好きでは無いですね。
昔ながらの Windows が持っていた 3D のエッジの効いたボタンは、
明らかにクリック可能だということを一目で知らしめるものでしたから、
迷うことはなかったですが Windows10 のウィザードではたまに、
ボタンがフラットでマウスをホバーするまで背景と同色だったりするものがあるので、それがボタンだと気づくのに時間がかかってしまったり迷子になることが多いです。
また、新しく追加された設定というアプリではリスト項目等にボーダーがなかったりするので、そもそもそれがプリンタの一覧を示しているということに気づくのに時間がかかったりします。十分大きな余白がとってあるし、タブレット向けにタップしやすいようにデザインしてあるから仕方がないのだと言い訳されそうですが、だからといってそれがリストなのかボタンなのか OS の基本コンポーネントがすぐには判別できないのはどうかと思います。iOS の設定アプリを見習って欲しいです、ちゃんとリストはリストですし、リストの要素間に線が引かれているので一目瞭然です。
また、昔からそうでしたが Microsoft の設定画面は何がどこにあるのかとても分かりづらいです。もう時代は検索の時代だから、やりたいことを検索すればいいだけというのは分かります。ですが、その検索が無能で多くの場合使えない Microsoft の Bing という検索エンジンに飛ばされるだけで目的の場所にはたどり着けません。
Windows は無理してタブレットに合わせる必要は無いと思います。というか、タブレットは iOS や Android でいいです。ここに愚痴を書いても仕方がないですが、Windows7 のライセンスの期限が来年1月で切れるので少しは Windows10 にも慣れておかないとなぁと思ってさわっていたら、ますますイライラが募ってしまったのでここに書き込ませてもらいました。どうも、失礼しました。