Mac OSX El CapitanにPhotoshop CS5とillustrator CS5をインストールしてみた。

Yosemite(Mac OS11.0)のリリース以来、新OS環境での不具合情報の多いAdobe CS5。
そのうちPhotoshop CS5illustrator CS5を、最新のMac OSX El Capitan(11.1)にインストール・稼働させました。

この1年間の情報を集約してみると、不具合の原因は
(1)Mac OS側のJava8との相性が悪い。
(2)インストールレコードの破損。
の2点らしい事が分かって来た。

対策としては
(1)Appleが提供する、Mac OSX 2015-001により、Java6をインストールする。
(2)Adobeが提供する、Adobe Creative Cloud Cleaner Toolを使って、CS5をクリーンインストールする
の2点を実施した。

尚、実際に保有しているのは Adobe CS5.5 WebPremiumであり、Photoshop CS5.1とillustratorCS5.1以外にもFlash等多くのアプリケーションが含まれてます。
しかし、現在頻繁に使用しているのは、Photoshopと、illustrator、Acrobat、FireWorksです。
よって、インストールするアプリを、Photoshopと、illustrator、Acrobat、FireWorksに絞り込り込みました。
具体的には、下の手順でインストールしました。

①ライセンス認証解除後、Adobe CS5.5 WebPremiumのアンインストール

02_ライセンス認証解除

Adobe Creative Cloud Cleaner Toolの実行

03_CC_Cleaner_Tool

③Adobe CSをアンインストールした直後の状態を、TimeMachineでバックアップ

※バックアップした時刻をメモしておくと、復元の時迷いません

01_タイムカプセル

④Mac OSX El Capitanにアップグレード

04_El_Capitan

今までMacOSのアップグレードは、手軽な「上書きアップグレード」を行ってました。
しかしEl Capitanの上書きアップグレードには動作が重い等の不具合が数多く報告されてます。
そこで今回は一旦上書きアップグレードした上で、リカバリモードでEl Capitanをクリーンインストールしました。
一旦上書きアップグレードするのは、クリーンインストールはリカバリーモードから行うので、「El Capitan」がインストールされている必要があるからです。
尚、クリーンインストールの手順は、「iSchool」さんの
「El Capitan‎」はクリーンインストールすべし!

を参考にしました。

⑤TimeMachineから復元

OSのクリーンインストール後、TimeMachineのバックアップから復元を行います。
※復元の際バックアップを選ぶ画面が出ますので、③でメモした時間のバックアップを選びます。

この復元で、Adobe CSをアンインストールした直後の状態を、El Capitan上て復元します。

尚、TimeMachineからの復元手順は、
「おまスキャ」さんの
TimeMachineからMacを丸ごと復元する方法

を参考にしました。

Mac OSX 2015-001を実行し、Java6をインストール

05_JAVA_for OSX_2015-001

⑦PhotoshopCS5と、llustratorCS5、FireWorksCS5、AcrobatCS5の再インストール

06_インストール済み

この手順で、なんとかインストール・稼働させる事が出来ました。

尚今現在確認出来る不具合は、下記の2点です。

①Adobe Application Managerによるアップデートに失敗します。

07_アップデート失敗
アップデータの明細を見て、このうちいくつかは個別にアッフデータを入手し、アッフデートできました。

08_アップデート明細

②illustratorの終了時に、エラー表示が出ます。

09_イラレ終了エラー

Adobeの稼働保証対象外なので、他にも使っているうちに不具合が出るかもしれません。
あくまで自己責任であることを自覚の上、実施下さい。

 

そもそもメインに使っているMac mini(mid2011)のOSは、Marverics(10.9)のままで運用していました。
Yosemiteにアップグレードしなかったのは、言うまでも無く頻繁に使うPhotoshop CS5とillustrator CS5の不具合が数多く報告されていたからです。
元々AdobeはCS5の稼働をLion(10.7)の段階で保証対象外にしており、Creative Cloudをリリースしてからはアップデートも殆どありません。
それでもMarvericsまでは、少なくとも僕にとって問題となるような不具合はありませんでした.
しかしYosemiteでは起動しないというレベルの不具合が、ネット上で数多く報告されました。
Adobe CS5をCreative Cloudにアップグレードする気が全く無い僕は、やもおえずYosemiteへのアップグレードを断念したのです。

一方最近のMac OSの更新は、iOS端末のとの連携強化をメインに据えています。
iPhoneやiPad使いの僕としては、Mac OSとの連携強化の恩恵に与れないのは、辛い選択でした。

決定的だったのは、iOS9のメモアプリのアップグレードでした。
iOS端末のメモアプリをiCloudでMacのメモアプリと同期して、文章の下書きや覚え書きに使っていた僕は
「Macのメモアプリとの同期には、El Capitanの稼働が必要」との文言に、愕然としました。
その後iOS9にアップグレードしてもメモアプリをアップグレードしなければ、Marvericsと同期する事が解り、胸をなでおろしました。

この件をきっかけに、塩漬けになりつつあったMac miniを何とかしようと考えるようになりました。

またAppleはJava6のサポートを、El Capitan限りとしています。
よってPhotoshop CS5とillustrator CS5を使い続ける限り、1年後にリリースされるはずの時期Mac OSへのアップグレードは、いよい不可能となります。

使い慣れたPhotoshopとillustratorですが、これからの1年間で代替えアプリを探さなければなりません。

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