堀尾貞治さんの河原仏

滋賀県を流れる安曇川流域には、お盆に河原に石ころで作った「河原仏」を祭る風習がありました。

僕が通い始めた頃には、まだ貫井や細川の河辺で良く見かけましたが、10年程前に絶えました。

今は支流の一部にしか残っていないこの「河原仏」の営み。

昨年6月葛川細川で催された「遺され村の美術展」に、現代芸術家の堀尾貞治さんが、この「河原仏」を描いた作品を小さな祠に奉納されました。

その祠周辺の河原には、誰が作ったのか、無数の河原仏が・・・

 

その堀尾貞治さんが、この113日に79歳でお亡くなりになったとのことです。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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